9/13(日) 南木曽町&名古屋を中心とした木曽川流域市民の連携模索ワークショップ
「わたしのちから、みんなのちから」開催報告
◆開催趣旨
名古屋NGOセンター横のつながりをつくる勉強会では、今年(2015年)1月の「キャプテンサミットin妻籠宿」を契機に、南木曽町と名古屋との市民レベルでの流域交流の在り方を探ってきましたが、今回はこの取り組みに関心のあるメンバーそれぞれの内面に迫りつつ、それらが重なり合うところから、具体的な活動を考えるというセルフエスティーム(自己肯定感、自尊感情)をテーマとした企画です。
第1部は上記のワークショップ、第2部はお食事を楽しみながらワークショップのふり返り、そして、第3部は宿泊希望者を中心に歌って踊れる?余興も期待できる未来展望会と内容満載でした。
以下、簡単な報告です。
◆日程 9/13(日) 14:30~ 9/14(月)12:00
第1部:14:30~17:30 ワークショップ
第2部:18:00~20:00 交流会1:夕食会
第3部:20:30~ 交流会2:余興など
◆会場 中津川・自給農家「亜麻家」
◆参加者 計15名
内訳:
「亜麻家」ネットワーク3名
南木曽・里山つまごえんメンバー2名
地方自治を考えるネットワーク2名
ワン・アース・プロジェクト(木祖村)1名
名古屋NGOセンター自主グループ・へっちゃらネット垂井1名
名古屋NGOセンター自主グループ・へっちゃらネット6名
◆第1部 ワークショップの概要
セルフエスティーム(自己肯定感、自己尊重)をテーマに、社会・未来との関係を見つめ、自分自身の行動や変化が社会や未来に対して影響力を持っていることに気づく。
また、社会・未来に対して影響力を持ち得るわたしとして、「よりよい社会」を実現していくための具体的な方策を考え、行動できるようになり、それをこの木曽川流域NGOの連携協働案につなげる。
◇プログラム内容
14:30~ わたしグラフ~セルフエスティームを育むもの
*セルフエスティームが他者や社会に影響されるもので、互いに育みあえることを知る
15:30~ SEと社会のつながり??
*個人のSEが他者や社会にも影響を与え得ることに気づく
16:30~ SE(が育まれた人・集団)の持つ可能性
*SEが育まれた人や集団が持つ力、可能性を考え未来を描く
17:30 終了
◆第2部 夕食&歓談
亜麻家ご自慢の手料理を囲んでの夕食会
◆第3部 余興&エンドレスナイト?
理論・理屈より、感覚・感情にアプローチした目覚めの?余興タイム
◆2日間を終えて
第1部では、さすがに3時間のワークショップ1回で、具体的な木曽川流域市民の連携案を作るとまではいきませんでしたが、セルフエスティームを切り口として、その定義についての議論や、それぞれのアイデンティティを確認、共有しつつ、参加者それぞれの中にある共通の想いは確認できたのではないかと思います。
特にワークショップで印象的だったのは、未来を考えるまとめの部分で、「まずは、子どもが決めて運営するコミュニティを作る」というアイデアで盛り上がったこと。中学生の参加があったことと、それに共感するオトナが少しでも未来に希望が持てると思えた瞬間だったのではないでしょうか。
第2部は、夜も更けてから参加する熱心な?メンバーも加わり、お酒も入って無礼講。たった15名とはいえ、木祖村、南木曽、中津川、名古屋と木曽川流域の多様なメンバーが民家でゆったり、熱気あるひと時を過ごせたのは貴重でした。「亜麻家」に感謝です。
そして、その貴重なひと時が第3部で、さらに夢のような不思議な世界へと変わっていったような感じ。Sの世界に誘ったのは和太鼓、写真を使った大喜利?と、なんと詩吟!
とにかく、今後の流域交流に希望が膨らむ、良いひと時でした。ご参加、ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
(報告 へっちゃらネット・滝)
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